受付システムとは、人間が内線で取次業務を行っていた作業を自動化するシステムです。
ビジネスフォン以外にスマートフォンやPCでの通知ができたり、取次を短時間で行えたりするので来訪者の満足度向上も期待できます。
また、業務を効率化して生産性を上げることもできます。
今回は、用途別におすすめの受付システムを紹介します。
目次
受付システムによる自動取次
近年では、受付に大型のロボットを置いたり、iPadと連携させる受付システムを設置する企業が増加しています。
生産性向上の為にも、自動化できる仕事は機械に任せたいと考えている経営者も多いのではないでしょうか?
それでは、あらゆるシーン・利用目的別にお勧めの受付システムを紹介します。
オフィス向け受付システム
飛込営業対策ならWelbo
- 来客対応を音声で行える
- ロボットを介して通話可能
- 顔認証で取次ができる
Welboはカメラ、センサー、マイクが搭載されています。
前に立つとお客様を自動検知して、受付を開始します。
事前にアポイントをスケジュールに登録しておくと担当者の内線に取り次がれるので非常にスムーズです。
オプションの顔画像転送機能を使えば、来訪時の受付の画像をPCにポップアップできるので飛込営業対策にもなります。
アプリやグループウェア連携ならWelpad powered by ACALL
- 様々なアプリでPCやスマホに来客通知可能
- ビジネスフォンで通話も可能
- 外部カレンダーと連携してアポイント登録の2度手間を解消
Welpad powered by ACALLは、iPad上で動作するアプリ型受付システムです。
iPadをすでにお持ちであればそのまま使うこともできます。
そもそもの社内でのやり取りをslackで行う会社などに特におすすめです。
飲食店向け受付システム
並ばない順番待ちならLINEで順番待ち
- 自宅に居ながら並ばずとも順番待ちができる
- あと何組待ちなのか確認ができる
- 来店後にQRコードで整理券を受け取ることも可能
- 順番が近づいたら自動で配信
LINEで順番待ちはLINE@で順番待ちの通知や予約ができるサービスです。
「LINEだけで完結できる」という点が非常に素晴らしいです。
また、普通に予約するときは2か月先までの予約をLINEから取ることがます。
1度予約したお店はワンタッチで再予約ができるので、リピート率アップも期待できます。
薬局向け受付システム
処方箋をスマホで送るだけのEPARK処方せんネット受付(処方便)
- ネットから処方箋を送るだけ
- 写メでOK
- 薬が用意出来たらメールがくる
薬局での薬の予約ができる珍しいサービスです。
病院での順番待ちを解消する順番待ちシステムはよく見かけますが、処方箋の受け取りでも利用できるとなると便利ですね。
・小さい子どもがいる人
・夜遅くに病院に行く人
・遠方の病院に通っている人
などが利便性を感じているようです。
受付システムを導入する利点
利用者の時間を奪わない
受付の電話から受付担当者に内線で連絡したり、膨大な数の内線番号から担当者を探したりしなければならないのは大変です。
お客様をおもてなしする上でスムーズに受付を行うことは大切なことです。
業務効率化
人間が行っていた処理を自動化できるので、その分の時間を違う仕事に充てることができます。
自分に関係のない内線を取って、手を止められるわずらわしさを解消することができます。
イメージが刷新される
様々な企業で「働き方改革」が行われています。
最先端の便利なデバイスを利用することで、時代に乗り遅れない企業のイメージを構築することができそうです。
来訪者の記憶にも残りやすいでしょう。
管理分門や総務担当者にこそ知ってほしい受付システム
会社の業務を効率化させて生産性を上げる上で、具体的な目標や提案を人事考課で求められることもあると思います。
「働き方改革」に必要なのは効率性だけではないかもしれませんが、もし少しでも会社がよくなりそうであれば検討してみてはいかがでしょうか。