
全パターン解説。
目次
TA再起動
一旦試す
ACT点滅
そもそも回線と同期がとれていない
ドライバーまたはモデム定義ファイルがインストールされていない・破損している
正しくインストールされているかを確認。
USBでPCと接続している場合
デバイスマネージャーのモデム内にALEXONーUSBが存在する
コントロールパネル>デバイスマネージャーを参照して、「モデム」という項目が存在し、展開したときに「ALEXON-USB」が存在していれば正常。
ちなみにこれはTD490より以前の機種の場合。(TD480やTDC200など)
TD490の場合は表示される場所が少し違うらしい。
モデムそのものが存在せず、「不明なデバイス」の中にTAらしきものが現れる
ドライバ入っていない。
インストールする。
「ユニバーサルシリアルバスコントローラー」内にTAらしき表示がある
ユニバーサルシリアルバスコントローラーに「!」マークが表示されており、その中にTAらしきものが表示されているパターン
だいたいTA再起動すれば認識される。
それでもうまくいかない場合、デバイスマネージャーからそのデバイスを削除して、USB再接続。
PC再起動、TA初期化などを試す。これらで解決した例もある。
「モデム」の横に!マーク
ドライバーを入れなおす。モデム内に正常にTAが認識されるまで繰り返すと解決した例有り
モデムの紹介で成功しない
デバイスマネージャー上で、
モデム>ALEXON-USB>プロパティ>診断>モデムの照会
でテスト。
1行目に「成功」以外の文字が出れば、間違ったドライバーをインストールしている可能性がある。
ドライバーを削除後、USBケーブルを刺し直す。
再度、ドライバーをインストールする。
ちなみにCDからインストールする場合は、CDを丸ごと検索対象にしてあげれば正しいドライバーをインストールしてくれる。
上記のどこにも見当たらない
USB接続そのものが認識されていない。
接続するUSBポートを変えてみる。
PCにインストールされているセキュリティソフトが、USB接続そのものをブロックしている例も結構ある。
RS232Cケーブル(シリアルケーブル)で接続している場合
シリアルポートで接続している場合は、USB接続の場合と異なりデバイスマネージャー上には何も表示されない。
ちなみにシリアルケーブルっていうのはこんなやつ
Windows98などに搭載されていた大昔の規格で、今のPCにはそもそも搭載されていない。
モデム内にALEXONーTAが存在する
コントロールパネル>デバイスマネージャーを参照して、「モデム」という項目が存在し、展開したときに「「ALEXON-TA」が存在していれば正常。
存在しない場合はモデム定義ファイルをインストール
PCのOSやエディション、bit数が未対応
Windows10で動作する可能性があるのは、TD480とT480とTD490のみ
※動作保証は謳っていない。(PCに認識はされるが通信できるかは環境次第)
32bit版のWindows10は未対応。
そもそもwindows10の32bit版は世の中に販売されていないのだが、古い32bitのPCがwindows10にアップデートされているパターンでだけ突然変異的に誕生する。
めっちゃミューツーのような存在。
TD480やTD490でWindows10を利用
※動作保証は謳っていない。(PCに認識はされるが通信できるかは環境次第)
Windows updateが行われていない
2016年6月以降のWindows updateが入っていなければ動作しない可能性大。
だがまた動かなくなる可能性もあり。
この場合デバイスマネージャー上には正常にドライバが当たっている表示なるが、ダイヤルアップ接続を確立させようとするとエラー633などが返る。
左下スタートボタン>設定(歯車のアイコン)>更新とセキュリティ>Windows Updateより、アップデートがあるか確認する。
Windows updateにより、動かなくなった
2017年に入ってからのWindows updateを行うと、動いていたものが動かなくなるパターンあり。
接続先との間での問題
- ダイヤルアップ通信作成時に入力する情報が間違っている
- 相手が通信を受けられる状態ではない(通信中等)
子番号を発信者番号として通知する必要がある場合
特定の番号からの着信しか、通信を受け付けない場合が多い。
初期状態であれば契約者回線番号(代表番号)が通知されるので、相手に申告している番号がiナンバーやダイヤルインの番号であれば、それを通知する設定が必要
コントロールパネル>デバイスマネージャー>モデム>ALEXON-USBを右クリック>プロパティ>[詳細設定]タブ>「追加設定」内、追加の初期コマンドに下記のように入力
C61=通知したい電話番号
※ハイフン不要
通信時にDATA点灯しRDYも反応なし
この場合は、PCとTA間での問題。
- ドライバーが正しくインストールされていない
- ドライバーが正しく動いていない
- 接続時のモデムが正しく選択されていない
- Windows上のダイヤルアップ通信のプログラムがおかしくなっている
デバイスマネージャー上でモデムの診断を行う。成功しなければドライバー再インストールなど?
コントロールパネル>ネットワークと共有センター>アダプターの設定変更より、作瀬下ダイヤルアップ通信のプロパティを確認。ALEXONのTAが正しく選択されているかを確認。(通常1個しかモデムが接続されていなければ自動選択でアレクソンになるはず。)
Windows上のダイヤルアップ通信のプログラムがおかしくなっている場合はどうしようもない。
モデムが応答しませんでした
「モデムが応答しませんでした。モデムが正しく接続されていません。」などのエラーが出る場合、TA故障かドライバーかケーブルがおかしくなっている。
別のアレクソンTAならドライバーモデムの診断で成功
→TA故障
別のPCにTA(他社製でもいい)接続してモデムの紹介に成功する
→PCのドライバーがおかしくなっている
別のケーブルで試せば成功する
→いままでそのケーブルで通信できたことがあるのであればケーブル故障(シリアルの方が起こりやすい)
通信時にDATA点灯しRDYも点滅する
この場合発信しようとはしているが、相手が応答しない状況。
発信先番号が違ったり、相手側の問題であったりする。
詳しくは、通信後にTAリモートで入りログを調べて切断理由を確認。
ダイヤルアップ試行後にリモート入ること。リモート繋いだままではログのころない可能性有。
ダイヤルアップテスト用番号に発信
ダイヤルアップ通信を受けてくれる番号がある。
正常であれば繋がるので、今アクセスしようとしているこれで受け側が悪いのか、発信しようとしているほうが悪いのかが判断ができる。
電話番号 | 0088-33-0011 |
ユーザーID | a@a |
パスワード | aa |
通信を受けたいがなぜかTELポートが反応する
アレクソンのTAを使って、ダイヤルアップ通信の受信を行いたい場合。
通信時にTELランプが反応するということは、相手側がダイヤルアップではなくアナログの通信信号を出している。
TAリモートでログを確認すると音声着信になっているはず。
可能性としては、相手側の回線がISDNではなく、普通のアナログ回線の可能性が高い。
その場合はそもそもの通信の種類が違うので通信できない。